私が勤める職場でもここ10年の内に既に5人が自殺し命をおとされた。40代から50代の方が 中心だ。 いろいろな事情があるのだろうが詳しくは知らない。

私自身、自分の部下には、絶対にとどまってほしいし、うつ病にもなってほしくないと思ってい る。 自分としては、部下への目配せに注意し元気がなさそうだったり、ふさいでいる人には声掛 けしてきた。その甲斐あってか今はない。

国内の自殺者が年間3万人を超えているが、もう10年3万人を下回っていないようだ。 残念な数字である。 原因のひとつに、職場の人間関係や、管理職への登用もあるようだ。会社のなかには社員の異動や希望 降格など、融通の利く計らいもあるようだ。

教員は制度に恵まれていて、校長から教諭に降格もできるが2011年度は管理職から216人が 降格したようだ。その影には教育現場の難しさがあるに違いない。それはうつ病などの精神疾患で 休職している教員が全国で5千2百人を上回っていることが文科省の調査でわかっている。

職場によってはすぐに解雇ということもあるだろうが、職場のできる限りの制度を有効に使うこと と踏ん切りのよい判断が必要だ。

今までの自分の栄光やプライドなどにすがりすぎていて極度のうつ病になったり自殺などの最悪な事態 を招かないよう、弱い自分をさらけ出すことも必要だ。 生活のこともあるので考えてしまうだろうが、新たなスタートを切りやり直すという道もある。生きるという選択肢を選んでほしいと思う。