春乃ひなたです。
「子どもへのまなざし」は私が大好きな
児童精神科医 佐々木正美先生の著書の題名です。

 先生は著著のなかでこう述べておられます。

・・・子どもを育てるということは
最高に価値のある、誇りのある仕事だと思います。
なぜかというと、本当に価値のある仕事というのは
いまの時代とつぎの時代を生きる人たちが、
よりよく生きることができるように、
なにをするかということだと思うのです。
つぎの時代を生きる子どもたちに、
十分に愛されることの喜びを与えること、
育児はそれで十分なのですね。
人間は
愛されることから、
生きる喜びを感じ始めるのですから。・・・

 そして、最後にこうまとめていらっしゃいます。

・・・子どもの精神科の医者として、
お母さんやお父さんにお願いしたいことは、
子どもの笑顔や喜ぶ姿に、
ご自身が喜べるご両親であってほしいということです。
親の希望どおりのことを、
子どもがしてくれることに喜びを感じるのではなく、
子どもの希望にこたえられることに、
幸福を感じられる親であってほしいということです。
「人間」の本当の幸福は、
相手の幸せのために自分が生かされていることが、
感じられるときに味わえるものです。
このことは本当に本当です。
自分の幸せばかり追求することによって得られる幸せなど、
本当の幸福ではけっして、けっしてないのですから。
     (子どもへのまなざし:福音館書店発行より)

 今は多くの女性がバリバリと外で働く時代です。
お家で楽しみながら育児をしていらっしゃるお母さんもおられれば、
家で育児をしている自分が、
なんだか社会から取り残されているように感じて、
悶々としていらっしゃるお母さんもあるのでは。
 でも、佐々木先生もおっしゃるように、ほんとうに、
子育ては、最高に価値のあるすばらしい仕事だと私も思います。
育児をしているお母さんの近くにいる皆さんは
お母さんを、褒め、労い、精神的にも支えてあげてくださいね。